私の好きな椅子がドイツの旅の時に学校のホールにあり撮影しました。
お洒落な学校ですね。笑 日本にもどんどんデザイン性に優れたものを
取り入れてほしい。
チャールズ&レイ・イームズが1946年にデザインした成型合板の
チェアです。
ダイニングタイプもあり「DCM(Dining Chair Metal Legs)」。
脚部をスチールに変更したことにより
多目的スペースで使用できるモデルです。
第二次大戦中の軍用技術の「成型合板」飛行機のはね?
発達が歴史的なモダンデザインを生み出したようです。
Charles & Ray Eames
チャールズ & レイ・イームズ
チャールズ・イームズは1907年、ミズーリ生まれ。
ワシントン大学で建築を学び1930年に自身の建築事務所を設立。
数多くの建築を手がける。初期のエーロ・サーリネンとの
コラボレーションは、モダンデザインの誕生のきっかけをつくった。
一方レイ・イームズは1912年サクラメント生まれ。
絵画の勉強を進めアーティストの道を歩んでいたが、
1941年、チャールズと結婚。その後は、レイ & チャールズとしての
活動が中心となる。
2人はハーマンミラー社のジョージ・ネルソンとともに、現代にも通じる
画期的で斬新な多くの家具をデザインしたが、活動はそれだけに
とどまらなかった。映画制作、写真、展示デザイン、グラフィックデザイン
など、60〜70年代のモダンデザインのパイオニアとして活躍した。
イームズ邸(1949年)
「デザインの定義は、目的を達成するために必要な要素を組み立てること」
「デザインの研磨と普及のための第一条件は、必要性の認識」
「デザインは先人達からの影響を常に受けている」
「妥協を強要された覚えはないが、制約は喜んで受け入れてきた」
「デザインの制約の多くは倫理である」
など、チャールズ・イームズの貴重な発言が数多く収録されている。