「新月の木」ってご存じですか?

昭和50年代までは普通に山の木を伐採する場合は

約束事を守っていました。

工業機械の発達によって高温乾燥機等の便利なものが

日本の住宅も少し変化していったようです。

新月伐採木(旧暦の月末)に伐る木や竹は長持ちする」

と言い伝えられ林業の方々や大工さんは知つていました。

人も満潮干潮で生命が誕生しあの世に行かれる摂理

自然界のあらゆるものは太陽と月の影響を受け

カニや海老が脱皮することも木も例外ではなく

太陽や月のリズムに影響されていることを昔の人は

良く知って木を切る時期を選んでいたのでしょう。

木材が秋口から冬眠する為に水を吸い上げることをやめ

春がくるまでに眠っている時を選び伐採するのが当たり前でした。

つまりこの頃の下弦の月から新月に至る1週間程の期間に

伐採された木は、最高の「新月の木」になるようです。

「新月の木」は反りにくい腐りにくい燃えにくい虫がつきにくい

等のメリットがあります。

自然と先人の知恵はすごいもんです。

今晩から化学では難しい問題を体感してこようと

マイナス5度から10度の場所にMsan、Ysan、Ksan、Tsanと

お出かけしてこようと思います。。